うすらぼんやりサマーシーズンを感じつつ、私は動かない。

私自身は着実に老け込んでいるというのに、どこかの時間が止まってしまった。ワードローブが動かない。それがどういう事かっていうと、数点のTシャツを淡々と着回すローテーションが無駄に続いているという事だ。

生地に若干の伸びだったり、目立たない箇所の擦切れこそあれ、これといった致命傷は見られないまま、半ば惰性で続いてしまっている。そりゃあ、質感はかなり落ちているのもわかっている。「でも着れるし」でそのまま、ズルズルと。

目下、買換え・買足しの時機を今ひとつ掴めずにいるという。

物持ち良すぎるのも困ったものね。とりあえず買いに行くだけ行ってみるか…

えっ、買うの、新しいTシャツを?
待てよ私、それでいいのか?

2 よいよい